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日本にない日本車がUS仕様のトヨタ ヴェンザ #USパーツ・USカスタム・US仕様・北米仕様・USDM・STANCE

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「トヨタ ヴェンザ」は、こんなクルマ


なんだか不思議な、独特の風貌を持つ「トヨタ ヴェンザ」。
2008年に発売開始された、北米向けの5ドアハッチバックです。
全長x全幅x全高=4,801mmx1,905mmx1,610mm、ホイールベースが2,776mm。
「カムリ」ベースで、エンジンは直列2.7リッター(187hp)とV6 3.5リッター(268hp)の2機種です。
トランスミッションは6速ATで、駆動はFFとAWDがあります。
価格は、2.7リッターFFの27,125ドル(1ドル80円換算で217万円)から、3.5リッターAWDの30,400ドル(243万円)までとなっています。


「ヴェンザ」が誕生した理由とは?


「ステーションワゴンを復活させたいのです」(トヨタの米国人デザイナー)
ロサンゼルス郊外にあるCALTY(発音はキャルティ)。
そこは、カリフォルニアにあるトヨタのデザインスタジオです。
その建物内部の、定板(じょうばん/水平に置かれた金属製の板)の上には、2005年のデトロイトショーで公開されたコンセプトモデル「FT-SX」が鎮座しています。
米国人デザイナーは「FT-SX」を前に、前述のように語りました。

さらに続けて彼は、こう言ったのです。
「結果的に、SUVとのクロスオーバーを狙いました。車格としては、カムリとアバロンの中間ですね」
トヨタ カムリハイブリッドトヨタ アバロン
先日、日本国内でもハイブリッドモデルが発表されたばかりですが、それまで日本ではすっかり忘れられた存在となってしまっていた「カムリ」。しかし、同車は北米市場で年間40万台強を売り上げるトヨタの最重要車なのです。
そして「アバロン」は、日本で考えるなら「クラウン」をFFにしたと思えば良いでしょう。
それら2車の中間に「ヴェンザ」があるのです。

「FT-SX」が世に出た2005年は、アメリカでは90年代後半からのSUVブームがひと息ついた頃です。
そうしたなか、日米欧メーカーは競ってクロスオーバーを開発していました。
クロスオーバーとは、セダン、クーペ、SUV、ピックアップトラックなど既存のカテゴリーのなかの二つを掛け合わせたクルマのことです。
トヨタとしては、70~80年代にアメリカで流行した、あのステーションワゴンに目をつけ、そこに人気のSUVを掛け合わせたということですね。

そして生まれた「ヴェンザ」は、子育てが終わった50代には「若い頃のクルマへの思い」をアピールし、また20代後半~30代の「既存のSUVでは飽き足らない」人にもアピールしたのです。


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