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北米仕様にはカリフォルニア仕様もある

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クルーズコントロール
北米では、何百キロ単位にもなる直線道路でアクセル踏みっぱともなるとそれだけでも疲労が蓄積するものです。
その疲労の軽減の為に速度を定速に保つ機能がクルーズコントロールです。
北米仕様の場合はカローラクラスの大衆車でもクルーズコントロールが標準である事が多いのです。

国土が小さくて、ストップ&ゴーの多い日本では装備がオミットされている事が多いのですが、実はクルーズコントロールの配線自体は準備されている事が多いらしいですよ。

カリフォルニア仕様
北米仕様でもカリフォルニア州向けの車両はエンジン関係で大きな違いがあります。
古くより連邦政府の定める排ガス規制や騒音規制よりも厳しい規制があり、一説には世界一の厳しさとも言われているのです。
その為、カリフォルニア州の基準に適合させた特別のエンジンを用意する必要があったとのことです。

ローエミッション(低公害)を主眼に置いているので、他の地域と比べてもパワーダウンがされています。
また公害対策の機器類が多く取り付けられているので、配線類が古い時代の車でも非常に多くなっているのです。
その為、全く別物のエンジンともいえます。

日本未発売モデル
日本では販売されていないモデルがアメリカで発売されている事が多いです。
トヨタ・ヴィッツも日本では5ドア車のみなのですが、北米では加えて3ドア車が販売されています。
また、タコ2の一つであるトヨタ・ターセルも日本では3ドアハッチバック/4ドアセダンのみだったのですが、アメリカではそれに加えて2ドアクーペが存在しました。
これらは北米の自動車ジャンルの一つであるセクレタリーカー向けにラインナップされていた為です。

逆に北米にしか存在しないと言う事でそれを生かして日本に輸入したモデルも存在します。
ホンダ・アコードは北米でラインナップされていたクーペやステーションワゴンをラインナップに加え、特にステーションワゴンは大人気となったのです。
一時、アコードの左ハンドル仕様は人気となりましたね。

訴訟対策
アメリカは訴訟大国です。
日本では馬鹿馬鹿しいと一蹴されるような判決が大真面目に判例として採用されるので、変なケチがつかないようにコーションプレート(注意書き)が多く存在するのです。
一般的に有名なのはサイドミラーに刻まれている「OBJECT IN MIRROR ARE CLOSER THAN THEY APPEAR(実際にはもっと近いよ!)」ですね。
この他にも「UNLEAD FUEL ONLY(無鉛ガソリンのみ)」の文字です。
日本では1986年に廃止になった有鉛ガソリンも、アメリカでは1995年までは現役でした。
その為、誤給油を防ぐ意味合いがあったと思われます。

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