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車のデザインが今と昔で変化した理由

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「昔の車はデザインがカッコいい」と、思ったことはないでしょうか。
なぜ、今と昔では車のデザインが変わってしまったのでしょう。
今の時代にクラシックカーのようなデザインの車がないのはどうしてでしょうか。
昔の車は四角く、今の車はどんどん丸くなっているのも時代の流れなのでしょうか。
やはり男だったら一度はクラシックカーに憧れを持つものですね。

昔の車は今見ても無骨なデザイン、フェンダーミラー、三角窓、ステアリング…
旧車のカッコいいデザインは他にも色々ありますが、今現在の現行車ではこのようなデザインを見かけません。
なぜデザインが変わっていったのでしょうか。

フェンダーミラーがドアミラーに変わった理由
旧車のカッコよさを表すのがフェンダーミラーです。
車のボンネット、丁度タイヤの上あたりに付いているミラーですね。
今では、街中などで見かけることはまずありません。
その理由の一つは安全性です。

 

対人事故の危険性


対人事故が起きた場合、フェンダーミラーでは、ボンネットに乗りあがった人がミラーと接触する事故が起きてしまいます。
その危険性を考慮しドアミラーが増えたとされています。

 

ミラーの位置が遠い


ドアミラーと比べると、フェンダーミラーはどうしても運転席から遠くなります。
遠くにあるミラーに映して確認するので、人や車が小さく見えてしまうのです。
安全性を優先する上ではどうしてもドアミラーになってしまうということですね。

フェンダーミラーがなくなった理由として非課税障壁が大きい。
1960年代から85年頃まで日本ではフェンダーミラーが法令で義務つけられていました。
しかし、当時の米国や欧州ではドアミラーが主流だったのです。
フェンダーミラーしか認めない日本には、輸入の上で大きな非課税障壁となって問題になっていたのです。
その後、日本でもユーザーからの「ドアミラーを認めてほしい」という声が上がりはじめました。
デザイン面、製造コスト、安全性などからでもドアミラーが次第に主流になったのです。
1983年に発売した日産バルサ―エクサが、国内車では初めてのドアミラーを採用した車です。

 

現在と昔のハンドルの違いとは


旧車のカッコよさはハンドル(ステアリングホイール)にもありました。
大きく細いハンドルは車内でも一番目がいくところでしょう。
昔はハンドルを替えるのが当たり前でしたが、最近ではよほどのカスタム好きでないとしないのではないでしょうか。
その理由は2つあります
パワステの登場です。
「パワステ」とはパワーステアリングの略称です。
今では当たり前になりましたが、車が蛇行するとき補助をする役割を持つ機能です。
車をスイスイと走らせることが出来るのは、このパワステのお陰ということですね。
旧車にはもちろん搭載されていません。
そこで起こる問題というのが、ハンドルがとても重いということです。
車を運転するのに「疲れた」と言う言葉がでるのは、ハンドルが重いということも関係しているのです。
パワステが主流になってからは、敢えてステアリングを交換する人も減少しました。
やっぱり軽いハンドルがいいですからね。

 

エアバッグの登場


何といってももう一つはエアバッグの登場です。
ハンドルを替えることが減ったのは命に代えがたいと言ったところでしょう。
またエアバッグ付きのハンドルはとても重く、扱い辛いということもあって、わざわざハンドルを交換する人が減ったのです。
旧車のハンドルデザインは、確かに大きくておしゃれですが、エアバッグがあると無いとでは、安全性が大幅に変わります。

 

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