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東南アジアを席巻する日系自動車メーカー

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タイやマレーシアなど東南アジアの国々を旅行すると、トヨタやホンダなど多くの日系自動車が走っている姿を目にします。
特にタイには多くの日系自動車メーカーが進出していますが1957年にトヨタ自動車が、バンコクに販売拠点となる営業所を設置したのが始まりです。
その後は日本国内の賃金の高騰もあり、多くの日系自動車メーカーが東南アジアの国々に生産拠点を移しています。
今ではタイにある日本学校の生徒の半数以上が、日系の自動車関連企業に勤める駐在員の子供とも言われています。


タイの自動車産業の推移



タイには国産の自動車メーカーはなくタイ政府は日本など海外の自動車メーカーを受け入れることで、国内の自動車産業をこれまで形成してきました。
日系自動車メーカーがタイに生産拠点を移したのは1960年代になってからで、背景には1960年にタイ政府が新産業投資奨励法を制定し海外からの製造業の保護政策を展開したことが挙げられます。
1962年にはタイの新投資奨励法が改正されBOIと呼ばれるタイ国投資委員会が設置され、タイ国内で自動車を組み立てると海外からの輸入時に掛かる輸入関税の半分でおさまり、多くの日系自動車メーカーがタイに生産拠点を移しました。


東南アジアで唯一国産の自動車メーカーがあるマレーシア



タイをはじめ東南アジアでは多くの国でトヨタやホンダなど多くの日系自動車やベンツやBMWなどの、外車が走っていますがほとんどの国では国内で自国の自動車を製造していません。
唯一自国で国産の自動車を製造しているのがマレーシアです。マレーシアにはProton(プロトン)とPerodua(プロドゥア)という2つの自動車メーカーがマレーシアの国産車を製造しています。
マレーシア自動車協会の2015年10月のメーカー別乗用車の新車販売台数を見ると、1位はマレーシアの自動車メーカーのPeroduaで月間に1万7305台を売り上げ8504台を売り上げた2位のホンダを大きく引き離しています。


まとめ



タイではトヨタ自動車と日産自動車が1962年に生産工場を構え、ホンダ自動車といすゞ自動車がそれぞれ1965年と1966年にタイに進出しています。
タイの大学の新卒の初任給が約2万2000バーツ(約7万円)と日本と比べると半分以下ですが、自動車の価格は日本よりもはるかに高い価格が設定されています。
それでもタイ人はトヨタや日産など日系自動車メーカーの車を好んで購入していて、タイで走っている車の多くが日系自動車です。

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